【参加権としての環境権】7月からレジ袋が有料化されます!

 はじめまして。参加権としての環境権分科会です。
 この分科会では,環境問題の解決のためには,環境政策等の意思決定に市民が参加できる/する仕組みがなければならないという問題意識のもとに,法制度の在り方や実際の運動の在り方を,Zoom等を使用して,弁護士や活動家の方と議論しています。
 5月24日(日)は,グレタさんから始まった気候変動問題に取り組む若者の活動団体Fridays For Futureの方と会議をしました。本番で登壇してもらうパネリストの一人です。
 この方は,環境問題の中では,プラスチック問題に特に関心があるそうです。プラスチックといえば,プラスチックごみ等を海洋生物が食べてしまう,海洋生物のからだにからまってしまうなどの海洋プラスチック問題や焼却処分の際に発生する二酸化炭素による地球温暖化の加速など様々な環境問題の原因になっています。

 

 2020年7月からは,各事業者は原則的にレジ袋を有償提供しなければなりません。有料にすることで,過剰消費が抑制されて,プラスチックごみが減ることが期待できます。なお,法令では,自然由来素材・自然で分解されやすいレジ袋又は厚さがあり再利用できるレジ袋は有料化の対象外にされています。
 今般の法令改正は,事業者や消費者が,環境に負荷を与えない行動をとるように誘引するものということができます。事業者は,どんなレジ袋を使用し,そのように提供するか,消費者は,レジ袋を使うか使わないかなど,事業活動・日常生活の中で,自然に環境政策等に対する意思決定に参加していくことになるのです。

 

 プラスチックに代替するモノとしては,「紙」があります。過剰消費になってしまってはいけませんが,再利用できる強度のある紙袋をレジ袋に代替してみるのはどうでしょうか。地域の和紙メーカー・製紙メーカーが積極的に紙袋の利用を呼びかけ,小売業者とコラボすれば,プラスチック問題の解決だけではなく,地域活性化も進みます。林業とうまくコラボして,間伐材を紙袋の原料にするなどすれば,森林保護にもつながることになります。
 様々なバックグラウンドを持った人が「参加」することで,環境問題はうまく解決することができます。環境問題に取り組むことで,地域活性化の糸口になることもあります。

 

 参加権としての環境権分科会は,このように「参加」のありかたを,みなさんと議論できることを楽しみにしています。

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