【旧優生保護法】第1回学習会を実施しました!

みなさんこんにちは,旧優生保護法分科会です。

この度はブログに目を通していただき,ありがとうございます。


当分科会は,旧優生保護法に基づく強制不妊手術について考える分科会です。

現在,3人のメンバーで活動しています。

7月23日の本番に向けて準備する中で,裁判中に提出された,強制不妊手術の被害者の方の陳述書を読み,感想及び問題意識の共有・検討をする学習会を行っています。


先日は,被害者の方3名と被害者のご家族の方1名の陳述書の学習会を行いました。

当事者の生の声を反映した陳述書は,本で読むよりも,当時の障がい者の方に対する差別や偏見,何も知らされず不妊手術を行われたことへの困惑や,その後の苦悩がそのまま伝わってきます。事前に,関係者の方のインタビューをまとめた本や新聞記事などで勉強をしていましたが,陳述書を読むと改めて旧優生保護法による被害の悲惨さや当事者の方の怒り,悲しみが身に迫ってくるようでした。


旧優生保護法に基づく強制不妊手術が行われていたのは,1948年から1996年頃までといわれています。今でこそ,家族のかたちが多様化していますが,当時はまだ「子どもができないと離婚されてもしょうがない」という考えが当たり前の風潮にありました。そのような社会背景で,自分の意に反して不妊手術を受けさせられた被害者の方の中には,子どもができないことで離婚されてしまったり,子どもができず夫婦で悩みながらも自分が不妊手術を受けたことを長年家族に伝えられず苦しんだりしていた方,さらには結婚自体を諦めてしまった方も多くいます。

また,当時の手術は非常にずさんなものも多く,手術の後遺症による体調不良で長い間苦しみ続けている方も少なくありません。


旧優生保護法は,被害者の方の身体と心に癒えることのない深い傷を与えました。

そして,子どもを産み育てることを選ぶ権利(リプロダクティブ権)を一方的に奪うのみならず,その人の人生から仕事や結婚などにおいて選ぶことができたはずの選択肢を制限してきたのです。


本番では,このような当事者の方の生の声をお届けするとともに,参加者の皆さんと旧優生保護法の問題意識を共有できるような会にできればと思っています。

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