【精神障害者の人権問題】強制入院ご経験者の方からお話を伺いました!

 私たちのチームは,精神科病院における人権侵害を取り上げます。
 これまで,精神科病院の問題点を学んできました。例えば,本人の意思に基づかない強制入院が安易に行われる,入院期間が非常に長期にわたる,隔離・身体拘束が行われる,といった問題点が挙げられます。
 ですが,精神科病院の実態を知ることはなかなか難しいです。そこで,私たちは,入院を経験された方から直接お話を伺うことにしました。

 

 お話してくださったのは,大阪精神医療人権センターの理事を務められるたにぐちまゆさんです。たにぐちさんは,強制入院を含む入院を12回もご経験されています。
 たにぐちさんのお話を伺って,入院患者さんが人間扱いされていない実態に言葉を失ってしまいました。
 精神科病院には「保護室」という部屋があります。「保護室」は,症状が悪化してしまった患者さんを一時的に「保護」するための部屋です。しかし,その実態は様々です。狭くて暗い隔離部屋に,患者さんが引きずられて入れられてしまうこともあるそうです。
 保護室では,患者さんは無理やり注射を打たれたり,一切のプライバシーを認められなかったりします。たにぐちさんは,お水を自由に飲むことも許されず,仕方なくトイレの水を飲んだこともあるそうです。

 

 たにぐちさんは,人として普通に生きたいだけだと話してくださいました。病気があったとしても,人間扱いしないことが正当化されるはずがありません。一部の精神科病院は,病気のためにつらさを抱えている人たちを,さらに追いつめているのではないでしょうか。

 

 たにぐちさんは,私たちの企画の講師を務めてくださり,企画当日も強制入院のご経験をお話してくださいます。ぜひ一人でも多くの方に聞いていただきたいので,ご参加いただけましたら嬉しいです。

 

◆ 「精神障害者の人権問題」企画概要
日時 2020年7月26日(日)17時~19時
講師 細井大輔さん
   (かける法律事務所弁護士、認定NPO法人大阪精神医療人権センター理事)
    たにぐちまゆさん

   (強制入院ご経験者、認定NPO法人大阪精神医療人権センター理事)

お申し込み https://kokucheese.com/event/index/591853/

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