【旧優生保護法】見どころ紹介!

 こんにちは。旧優生保護法チームです。

 当チームは,7月23日の木曜日,午後13時からZOOMにてオンライン講演会を実施します。そこで本日は,当日の見どころを皆さんにお伝えできればと思います。

 

 旧優生保護法チームでは,旧優生保護法下で強制不妊手術により,心身ともに深く傷つけられた被害者の方や,ご家族の方をお招きして当時の体験を話していただきます。

 

 旧優生保護法が施行されていたのは1948年から1996年までと今から30年ほど前までです。また,裁判の原告となっている方はご高齢の方が多く,ご本人の口からお話を聞くことができる非常に貴重な機会となっております。

 

 旧優生保護法による強制不妊手術については,裁判所も判決において,「性と生殖に関する権利(リプロダクティブ・ライツ)」が憲法13条により保障されており,不妊手術を強制された方に対する「権利侵害の程度は極めて甚大」であると指摘しています。

 

 上記の裁判所の判断を待つまでもなく,今の私たちの価値観・常識からすれば,本人の意思を無視して勝手に不妊手術を施すなんてどのような理由があろうとも絶対に許されません。しかし,そんな重大な人権侵害が国や自治体によって率先して合法的に行われていた時代がほんの30年前まであったのです。

 

 当日は,当事者の方のお話を聞きながら,なぜ国はこのような非人道的な法律を成立させて政策を推進してしまったのか,いまだに被害者の方に対して国からの正式な謝罪がないのはなぜなのか,そして,今後どのような救済や支援ができるのかを一緒に考えていただけたらと思います。

 また,「強制不妊手術」の「強制」の実態についても体験談を通してもう一度考えていただければと思います。

 

 さらに,旧優生保護法に基づく強制不妊手術について,日本で初めて提起された裁判の代理人を務めた弁護士の新里宏二先生にも出演していただきます。

 

 日本全国に衝撃を与えた仙台での裁判に関わることになった経緯や,判決の内容,今後の裁判の動向などについてじっくりお話を聞くとても貴重な機会となっています。当日は,50年以上前の事件についてどのように訴訟資料を収集したのかなど,裁判実務にも踏み込んだお話が聞けると思いますので,是非是非ご視聴ください。

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