司法修習生フォーラム概要

「司法修習生フォーラム」とは、法曹の卵である司法修習生が主催する社会問題・人権問題をテーマにしたシンポジウムです。

その歴史は古く、前身である「7月集会」「1月集会」等も含めると,30年以上の歴史があります。

「76期司法修習生フォーラム」のテーマは「知ろう、そして近づこう」です。

新型コロナウィルスの蔓延により、人々は、お互いに「距離をとる」ことを選択しました。そして、新型コロナウィルスが収束に向かいつつある現在、人々は、失った「繋がり」をどうしたら取り戻せるのでしょうか。
私たちは、社会に生起する問題の核心に「知ることで近づき」、「共通の問題意識を持つ人を知ることで近づき」、よって、同じ意識を持つもの同士が「知ることで近づき」、失った「繋がり」を取り戻せるのではと考えました。
「知ろう、そして近づこう」
この言葉には、76期司法修習フォーラムのメンバーの決意と願いが込められています。

さて、本年度は対面とオンラインでの企画開催を予定しております。詳細は各テーマのページをご覧ください。

一人でも多くの方にぜひ参加して頂きたいと思っております。本企画で充実した学びが得られるように実行委員一同企画についても趣向を凝らしております。ぜひご友人もお誘いの上、参加していただければと思います。

本年度のテーマは,「入管問題(被収容者の待遇)」「協同労働」をはじめとする全9テーマです。まずは各テーマのページもご覧いただき、興味を持ったテーマからお気軽にご参加ください。

なお全体会では、選択的夫婦別姓を主眼に取り扱い、現状の法制度の問題点や当事者・弁護団の思いを明らかにしつつ、その背景にある日本の婚姻制度の歴史的経緯や問題点にも社会学的観点から言及致します。

修習生・法曹・法曹志望の方のみならず、一般の方のご参加も大歓迎です。当日の皆様のご参加を心よりお待ちしております。


76期司法修習生フォーラム実行委員一同